ハイローオーストラリアで税金はいくらからかかる？確定申告の方法についても解説

「ハイローオーストラリアでかかる税金の計算方法は？」

「ハイローオーストラリアの税金ってどれくらい？」

「ハイローオーストラリアの税金を確定申告するときの注意点は？」

ハイローオーストラリアを利用するときに気になるのが、税金の計算方法や金額について。

この記事では、ハイローオーストラリアでかかる税金のしくみや、税額を計算するときにチェックすべきポイントを解説していきます。

ハイローオーストラリアで税金がかかるケースごとに解説

ハイローオーストラリアの税金は、年収によって計算方法が異なります。

様々な年収のケースで考えていきましょう。

企業に勤めているかつ年収が130万円以上の人の場合

会社に勤めている方は、まず年収と年間利益を確認します。

会社に勤めていて年収130万円以上の方は、ハイローオーストラリアの年間収益が20万円を超えると確定申告が必要です。

正社員以外のアルバイトや派遣社員も、年収130万を超えている場合、年間利益が20万円以上になると確定申告しなければなりません。

ただし住民税に関しては、20万円以下でも利益が発生したら支払う必要があります。

確定申告が必要な場合、必ず期限内に確定申告し納税してください。

確定申告の期限を過ぎてしまわないよう、注意が必要です。

バイナリーオプションでの収益が20万円以上の場合、年収＋収益の合計で所得税の税率が変わるので注意

所得税は対象金額によって税率が異なります。

所得税は、年間の利益によって税率が5%〜45%と異なるため、該当する税率を使って計算します。

年間利益が1,000円〜149万円は5%ですが、195万円〜329万9,000円は10%。

このように、年間利益が多いほど、所得税の税率は高くなる仕組みです。

上記の計算式で引かれる控除額も、利益によって変動します。

年間利益が195万円〜329万9,000円であれば、控除額は97,500円です。

年間利益に対する所得税の税率や控除額は、国税庁の公式HPを確認しましょう。

主婦または学生など、年収が103万円以下の被扶養者の場合

被扶養者は、年間利益が48万円を超えると確定申告が必要です。

年収が103万円以下の被扶養者は、ハイローオーストラリアの年間利益が48万円を超えた場合、確定申告する必要があります。

被扶養者でも年間利益が48万円を超えると確定申告が必要になるのは、家計の収入が一定の基準を超えるため。

また、被扶養者は、年間収入が130万円を超えると扶養から外れてしまいます。

被扶養者がハイローオーストラリアで48万円以上の年間利益を得た場合、基礎控除額を超えてしまいます。

基礎控除額を超えた場合は、税金を払わなければならないため、確定申告が必要です。

個人事業主・フリーランスの場合

個人事業主・フリーランスは、確定申告が必要。

個人事業主やフリーランスの場合、ハイローオーストラリアの年間利益に関わらず、確定申告が必要です。

会社員は勤務先が年末調整で所得税の金額・申告をしますが、個人事業主やフリーランスが自分で行います。

そのため、年間利益が少額でも、期限内に確定申告する必要があります。

ただし、ハイローオーストラリアの年間利益を合わせても年間所得が48万円以下の場合は確定申告不要です。

年収2,000万円以上の所得を得ている場合

年収が2,000万円を超えている方は、損益に関わらず確定申告が必要です。

年収が2,000万円以上の場合、ハイローオーストラリアの損益に関わらず確定申告する必要があります。

年収が2,000万円を超えている場合、年末調整の対象外となります。

そのため、会社に勤めていても年末調整がされません。

ハイローオーストラリアで損失が出たり、利益が20万円以下であったりしても、年収が2,000万円を超えている方は必ず確定申告しましょう。

収入が多いため、計算が難しくわかりづらいと感じる方は、税理士に相談するのもおすすめです。

確定申告する際に税額を間違えると延滞税がかかるため、慎重におこなってください。

ハイローオーストラリアでの収益にかかる税金のしくみ

ここからは、ハイローオーストラリアの税金のしくみを解説していきます。

ハイローオーストラリアの税金は総合課税

ハイローオーストラリアは、総合課税が適用されます。

ハイローオーストラリアで得た利益は、総合課税が適用されるため、全所得を合算して計算します。

そのため、確定申告する際は、給与所得と合算して計算しましょう。

ハイローオーストラリアの税金を計算する際は、給与所得も合算するため、税率が高くなりやすいです。

経費として計上できるものを把握し、所得金額を少なくすることで、節税につながります。

ハイローオーストラリアで得た収益にかかる税金の計算方法

ここからは、ハイローオーストラリアの税金の計算方法を解説していきます。

所得税

所得税の計算で使用する税率は、所得額に応じて変動します。

給与所得から所得控除を差し引いた金額で、税率が変動するため、正しく計算することが大切です。

所得税を計算するためには、まず給与所得や課税所得を算出する必要があります。

また所得額によって所得控除される金額も異なるため、間違えないよう必ず確認しましょう。

所得税の計算で使用する税率は、以下のとおりです。

所得金額	税率	所得控除額
1,000円〜1,949,000円	5%	0円
1,950,000円〜3,299,000円	10%	97,500円
3,300,000円〜6,940,000円	20%	427,500円
6,950,000円〜8,999,000円	23%	636,000円
9,00,000円〜17,999,000円	33%	1,536,000円
18,000,000円〜39,999,000円	40%	2,796,000円
40,000,000円以上	45%	4,796,000円

年間収入がハイローオーストラリアの利益のみであれば、給与所得は0円で計算します。

住民税

住民税は、所得割と均等割を合算して計算します。

住民税の計算は、住んでいる地域によって割合の異なる「所得割」と、各地域で一律設定されている「均等割」を使用します。

所得割と均等割は、現在住んでいる市区町村によって異なるため、事前に確認が必要です。

ただし、住民税の税率は10%としている市区町村が多いです。

多くの市区町村では住民税10%としていますが、例外もあるため必ず確認しましょう。

特に、直近に引越しをした場合は、間違えないように注意してください。

復興特別所得税

復興特別所得税は、所得税×2.1%

所得額に関わらず、復興特別所得税は一律2.1%です。

復興特別所得税は、2037年まで課せられる税金のこと。

納税者すべてに課せられる税金なので、所得額が少ない方も納税しなければなりません。

復興特別所得税の計算は、所得税×2.1%なのでとても簡単です。

ただし、所得税の計算が間違っていると、復興特別所得税の金額も間違えてしまうため、注意しましょう。

学生・主婦などの被扶養者の収入に税金がかかるのはどんな場合？

ここからは学生・主婦など、被扶養者の場合について詳しく解説していきます。

アルバイトの収入とバイナリーの収益の合計が130万円以下かつバイナリーの収益が48万円以下の場合

年収と利益が103万円を超えたら住民税が発生します。

アルバイトの収入とバイナリーの利益が年間103万円を超えた場合、税扶養から外れるため、住民税を支払わなければなりません。

ただし、130万円以下であれば、社会保険上の扶養は適用されるます。

そのため、夫は所得税・住民税の配偶者控除が受けられます。

アルバイト収入とバイナリーによる利益の合計が103万円を超えていたら、住民税が発生。

収入の合計が130万円を超えると、社会保険の扶養から外れてしまいます。

しかし、130万円以下でも103万円を超えている場合は、被扶養者でも住民税が発生するため、注意が必要です。

アルバイトの収入とバイナリーの収益の合計が130万円以下だがバイナリーの収益が48万円以上の場合

年間利益が48万を超えたら税金が発生します。

アルバイトの年収は130万円以下でも、ハイローオーストラリアの年間利益が48万円を超えたら、確定申告が必要になります。

アルバイト年収が130万円以下であっても、年間利益が48万円を超えた場合は確定申告の対象となるためです。

被扶養者は、FXなどの副業収入による利益は48万円まで基礎控除が受けられるため、税金が免除されます。

アルバイトの年収が130万円以下でも、年間利益が48万を超えたら確定申告。

被扶養者がバイナリーで年間48万円以上の利益を得た場合、所得税の納税義務が発生します。

アルバイトの年収が130万円以下でも、バイナリーの年間利益が48万円を超えたら、忘れず確定申告しましょう。

アルバイトの収入とバイナリーの収益の合計が130万円以上でバイナリーの収益が20万円以上の場合

アルバイト収入が年間130万を超えたら、社会保険の扶養が受けられません。

アルバイト収入とバイナリー利益の合計が年間130万円以上の場合、社会保険の扶養から外れるため、自分で国民年金は社会保険への加入が必要です。

また、アルバイトで給与所得がある方は、バイナリーの年間利益が20万円を超えた場合、確定申告が必要です。

雇用形態は正社員ではなく、給与所得があるのであれば、アルバイトでも同じ扱いになります。

バイナリーの利益は常に確認しておくと、確定申告をスムーズに進められます。

給与所得がある方は、バイナリーの利益が年間20万円を超えるか管理することが大切です。

アルバイトでも年間利益を確認しておかないと、確定申告の期限が過ぎてしまう可能性もあります。

ハイローオーストラリアでの利益額の確認方法

ここからは、ハイローオーストラリアでの利益額を確認する方法を紹介していきます。

①ログイン後、マイページの取引履歴より期間を指定する

公式サイトからログインし、マイページへ移動し、取引履歴から「検索する」をクリックします。

1月1日〜12月31日で期間を指定し、検索すれば年間利益が確認できます。

利益を確認したい期間を入力すれば、簡単に年間利益が確認できます。

1年間の利益を表示するためには、期間を設定しましょう。

②形式を選択し、ファイルをダウンロードする

公式サイトで検索した年間利益は、PDFまたはExcelファイルでダウンロードできます。

確定申告で使用するためには、PDFの方が書類を作成しやすいです。

ファイル名をわかりやすく変更しておくと、後からでもすぐ確認できます。

③ダウンロードしたファイル内の「購入」と「ペイアウト」の項目を確認する

ダウンロードしたデータを開き、購入とペイアウトを見れば、年間利益が確認できます。

購入とペイアウトはPDFでダウンロードした場合のみ確認でき、Excelデータには記載されません。

データで購入とペイアウトが確認できれば、確定申告がスムーズに進められます。

Excelデータでは、一眼で年間利益の確認ができません。

ハイローオーストラリアでの利益を計上して確定申告を行う方法

確定申告は、自分のやりやすい方法を選択しましょう。

どの方法でも納税する額は変わらないため、自分のやりやすい方法で申告を行いましょう。

また、確定申告書類は、e-Taxや郵送でも提出できます。

ただし、郵送の場合は期日内に届けられるよう、余裕を持って投函しましょう。

よくある質問

ここでは、ハイローオーストラリアの税金についてのよくある質問に答えていきます。

まとめ

この記事では、ハイローオーストラリアの税金について解説しました。

ハイローオーストラリアで利益を得た場合は、税金の種類や計算方法をしっかり確認しておきましょう。