不倫に本気になったら考えたいこと！不倫相手の本気度を見極める方法も紹介

許されないと分かっていながら、不倫相手に本気になってしまうケースは少なくありません。

不倫に本気になり「この人は本当に私のことを本気で愛してくれているのだろうか」「このまま関係を続けて、私たちは将来どうなるのだろう」と不安や悩みを持つことも。

この記事では、不倫相手に本気になったときに、まず冷静に考えるべきことから、相手の本気度を見極めるための具体的なポイントまで詳しく解説します。

一人で抱え込まず、ご自身の気持ちと将来に真剣に向き合うためのヒントを見つけてください。

不倫に本気になってしまったかも？と思ったら考えたいこと

不倫という関係に本気の感情が芽生えたとき、一度立ち止まって冷静に考えたいことがあります。

今の感情が本物の愛情なのか、そしてその先にある未来には何が待っているのか。厳しい現実から目をそらさず、ご自身の人生のためにしっかりと向き合う必要があります。

相手への気持ちは本当か

まず、燃え上がるような感情が、本当に愛情なのかを見極めることが必要。

不倫という非日常的な状況は、恋愛感情を錯覚させやすいものです。

配偶者にはない部分に惹かれたり、秘密を共有するスリルが気持ちを盛り上げたりすることがあります。

しかし、一時的な気の迷いなのか、それとも生涯を共にしたいと心から願う本気の思いなのかは、冷静に判断しなければなりません。

今の家庭への不満から逃避するために、相手に理想を投影しているだけの可能性も考えられます。

不倫相手は本気か

自分の気持ちと同時に、不倫相手が本気かどうかも見極める必要があります。

相手は「愛している」「妻とは別れる」といった甘い言葉をささやくかもしれません。

しかし、相手の言葉に行動が伴っているでしょうか。口先だけで、実際には離婚に向けた具体的な行動を何も起こさないケースが非常に多いのが現実。

未来を真剣に考えているのか、それともただの遊びや都合のいい関係としてつなぎ止めたいだけなのか、相手の言動を注意深く観察し、判断することが重要になります。

不倫相手と結ばれても祝福されない覚悟はあるか

仮に、多くの困難を乗り越えて不倫相手と結ばれたとしても、周囲から祝福される可能性は低いという覚悟が必要。

お互いの家族や友人、職場の人々から厳しい目で見られたり、関係が断絶してしまったりすることもあります。

特に、相手の配偶者や子供を深く傷つけたという事実は、その後の人生に重くのしかかるでしょう。

世間からの批判や孤立に耐え、それでも二人で生きていくという強い意志と覚悟がなければ、関係を成就させるのは難しいといえます。

慰謝料請求される可能性がある

不倫は、法律上は不貞行為と見なされる行為。そのため、相手の配偶者から慰謝料を請求されるリスクが常に伴います。

不貞行為による慰謝料の相場は、離婚に至らない場合で数十万円から100万円程度、離婚に至った場合は100万円から300万円程度です。

これはあくまで相場であり、婚姻期間の長さや不倫の態様によっては、さらに高額になるケースも。

ある日突然、弁護士から内容証明郵便が届き、高額な慰謝料を請求されるという事態は決して他人事ではないですよ。

社会的信用を失う可能性もある

不倫関係が発覚した場合、慰謝料請求だけでなく、社会的な信用を大きく損なう可能性も覚悟しなければなりません。

特に、職場内での不倫だった場合、社内での立場を失ったり、最悪の場合は退職に追い込まれたりするケースも。

また、友人関係や地域社会での評判にも影響が及ぶでしょう。一度失った信頼を取り戻すことは非常に困難。

これまで築き上げてきたキャリアや人間関係など、多くのものを失うリスクがあることを理解しておく必要があります。

本気になったから不倫しないという選択もある

もし不倫相手への気持ちが本物であると確信したのなら、だからこそ「不倫という形では関係を続けない」という選択も考えられます。

本当に相手を愛しているのであれば、相手が家庭や社会的信用を失うリスクを冒すことや、配偶者や子供を深く傷つける状況を望まないはず。

一度きっぱりと関係を清算し、相手が正式に離婚を成立させた後、誰からも咎められない形で堂々と交際を始めるのが、お互いの未来にとって最善の道かもしれません。

つらい選択ですが、本気の愛情があるからこその決断といえるでしょう。

不倫相手の本気度を見極めるポイント

「彼は本気だと言ってくれるけど、本当なの？」と不安になりますよね。言葉だけではいくらでも本気だと言えます。

相手の真剣な気持ちは、具体的な行動に表れるもの。ここでは、不倫相手の本気度を確かめるためのポイントを6つ紹介します。

連絡の頻度

相手の本気度を測る上で、連絡の頻度や内容は重要な判断材料。

本当に大切に思っているのであれば、仕事の合間や移動中など、わずかな時間を見つけて連絡をくれるはずです。

用事があるときだけでなく、「おはよう」「おやすみ」といった何気ない挨拶や、体調を気遣うような連絡が日常的にあるかどうかがポイント。

逆に、こちらから連絡しないと返信がなかったり、夜間にしか連絡がこなかったりする場合は、都合のいい存在として見られている可能性が高いでしょう。

誕生日や記念日を祝うか

誕生日や二人が出会った日などの記念日を大切にしてくれるかどうかも、本気度を見極める上で非常に分かりやすいサイン。

本気で想う相手の特別な日は、誰にとっても大切にしたいものです。

高価なプレゼントでなくても、心のこもったメッセージをくれたり、忙しい中でも時間を作って一緒にお祝いしようとしてくれたりする姿勢が見られれば、特別な存在だと考えている証拠です。

もし記念日を忘れられていたり、軽く扱われたりするようであれば、その程度の関係性だと判断せざるを得ません。

体の関係以外のつながりがあるか

二人の関係が、体の関係だけに偏っていないかどうかも重要なポイント。

もちろん、愛情表現として肉体関係は大切です。しかし、会う目的がそればかりになっているとしたら、遊びの関係である可能性を疑う必要があります。

本気の相手とは、心と心のつながりも求めるもの。

趣味の話や仕事の悩み、将来の夢など、セックス以外の会話を楽しみ、精神的な支えになろうとしてくれるかどうかが、本気度のバロメーターになります。

二人でただカフェでお茶をしたり、公園を散歩したりするようなデートを喜んでくれるかも確かめてみましょう。

家庭よりも優先してくれるか

既婚者にとって家庭は生活の基盤であり、簡単に蔑ろにできるものではありません。

その家庭よりも優先してくれる瞬間があるかどうかは本気度を示す大きな指標。

例えば、体調を崩したときに家庭の予定を変更してでも駆けつけてくれるか、仕事で重要な局面を迎えたときに親身に相談に乗ってくれるか。

もちろん、常に家庭より優先することは難しいでしょう。

しかし、本当に大切な場面で選んでくれる行動が見られれば、それは本気の愛情の表れと考えられます。

土日にも会ってくれるか

既婚者の土日や祝日は、家族サービスの時間に充てられることがほとんど。

貴重な時間に会う努力をしてくれるかどうかも、本気度を判断する上で欠かせない要素となります。

平日の夜にしか会えなかったり、会う約束をしても「家族の急用ができた」という理由で頻繁にキャンセルされたりする場合は、家族が優先されている証拠。

本当に一緒になりたいと考えているのであれば、家族に怪しまれるリスクを冒してでも、土日に時間を作ろうと努力するはず。

少しの時間でも会おうとする姿勢が見られるか、注意深く観察しましょう。

細かい変化に気づいてくれるか

些細な変化に気づいてくれるかどうかも、相手の愛情の深さを測るバロメーター。

髪型やネイルの変化、新しい服装などに気づいて褒めてくれるのは、日頃からよく見て、関心を持っている証拠です。

また、声のトーンが少し低いだけで「何かあった？」と心配してくれるなど、見た目だけでなく心の変化にまで気づけるのは、それだけ大切に思っているからでしょう。

自分のことで精一杯で、女性の変化に無頓着な相手は、残念ながら本気とはいえない可能性が高いです。

不倫相手が本気になる可能性は低い？

「いつか離婚して一緒になれる」という期待を抱いてしまうかもしれません。

しかし、残念ながら、不倫相手が本気になり、離婚して結ばれる可能性は一般的に低いと言わざるを得ません。

そこには、既婚者が乗り越えなければならない、いくつかの高いハードルが存在します。

家庭を壊したくないと考えている

多くの既婚者は、心の底では現在の家庭を壊したくないと考えています。

配偶者への愛情は冷めているかもしれません。しかし、長年かけて築き上げてきた生活の安定や、世間体を失うことへの恐怖は非常に大きいでしょう。

不倫はあくまで「今の生活にスパイスを加えるための婚外恋愛」と割り切っており、家庭という基盤を失ってまで不倫相手との未来を選ぶ覚悟はないケースがほとんど。

一緒にいる時間は楽しくても、安定した家庭があってこそのものだと認識しているのでしょう。

子どもを手放す覚悟はない

もし二人の間に子どもがいる場合、離婚へのハードルはさらに高くなります。

子どもへの愛情は、不倫相手への恋愛感情とは比べものにならないほど強く、深いものであることが大半です。

離婚によって子どもと離れて暮らすことになったり、片親にしてしまうことへの罪悪感に耐えられなかったりする既婚者は少なくありません。

また、養育費の支払いといった経済的な負担も重くのしかかります。

「あなたを愛しているけれど、子どものことは手放せない」というのが、多くの既婚者の本音でしょう。

婚外恋愛を楽しんでいるだけ

残念ながら、自分にとっては本気の恋愛でも、相手にとってはただの遊びである可能性も十分に考えられます。

家庭では得られない刺激や、恋愛のときめきを味わうためだけに、不倫関係を楽しんでいる既婚者は男女問わず存在します。

このタイプの人は、関係が面倒になったり、離婚を迫られたりすると、あっさりと関係を終わらせようとしがち。

「好きだよ」という言葉も、つなぎ止めておくための道具に過ぎません。

初めから家庭を壊すつもりなど毛頭なく、婚外恋愛というゲームを楽しんでいるだけでしょう。

社会的信用を失いたくはない

離婚は、当事者だけの問題では済みません。社会的信用を失うという大きなリスクが伴います。

会社での立場や親戚付き合い、友人関係など、離婚によって失うものは想像以上に多いです。

特に、責任ある立場にいる人ほど、リスクを重く受け止めます。

不倫が原因での離婚となれば、周囲からの評価は著しく低下し、だらしない人間というレッテルを貼られかねません。

不倫相手への愛情と、これまで築き上げてきた社会的地位を天秤にかけたとき、後者を選ぶ人が多いのが現実です。

不倫に本気になったら、どう行動したらいい？

不倫相手に本気になり、このままではいけないと感じたとき、具体的にどのように行動すればよいのでしょうか。

感情的になるのではなく、自分の未来のために、冷静かつ戦略的に動くことが求められます。

自分の幸せを最優先に考え、後悔のない選択をするためのステップを見ていきましょう。

関係を終わらせるための考え方と準備

この苦しい関係に終止符を打つと決めたなら、まずは冷静に考えを整理し、準備を進めることが大切です。

感情のままに別れを告げると、相手に引き止められたり、逆に揉めたりして、結局関係が続いてしまうことになりかねません。

なぜ別れる必要があるのか、別れた後の自分の生活はどうなるのか、具体的な理由と未来像を明確にしましょう。

相手への情や依存心から抜け出すために、不倫のリスクやデメリットを紙に書き出してみるのも一つの方法です。

物理的に距離を置くために、連絡先を消去する、会うきっかけになる場所を避けるといった準備も必要になります。

相手に気持ちを伝えるときの注意点

相手に別れを告げる際は、伝え方に細心の注意を払う必要があります。

相手を責めたり、感情的に罵ったりするのは避けましょう。

あくまで、自分の将来のために下した決断であることを、毅然とした態度で伝えることが重要です。

「あなたとの未来が見えないから」「これ以上、自分や周りを傷つけたくないから」など、主語を私にして、自分の意思として伝えます。

直接会って話すのが一番誠実ですが、難しい場合は電話やメッセージでも構いません。

ただし、相手に期待を持たせるような曖昧な表現はせず、きっぱりと関係を終わらせる意志を明確に示しましょう。

自分の幸せを最優先に考えるために

不倫関係を清算する上で最も大切なのは、何よりも自分の幸せを最優先に考えること。

不倫の恋は、常に誰かの犠牲の上に成り立っています。

相手の家庭はもちろん、自分自身の時間や精神もすり減っていきます。

この先に本当の幸せがあるのかを真剣に考えたとき、多くの場合は答えが見えているはずです。

つらい決断ですが、不倫関係を終わらせることは、新しい人生、そして本当の幸せを手に入れるための第一歩。

趣味や仕事に打ち込んだり、友人と過ごす時間を増やしたりして、自分の人生を取り戻すことに意識を向けましょう。

不倫に本気になって辛い時は第三者へ相談するのも一つ

不倫という複雑な問題は、一人で抱え込んでいると視野が狭くなり、どんどん辛くなってしまうもの。

しかし、客観的な意見や専門的なアドバイスを求めることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。

不倫に本気になって辛いと感じたときは、守秘義務のあるプロの第三者に相談するのも有効な選択肢。

また、将来的に慰謝料請求などの法的なトラブルが心配な場合は、弁護士などの法律事務所に相談することで、具体的なリスクや対処法を知ることができ、安心につながります。

誰かに話すことで、気持ちが楽になるだけでなく、自分では気づかなかった新たな視点を得られるでしょう。