【社員インタビュー#7】ポップコーンで5年働かれている荻原さんにお話を聞きました!

今回は、福岡で社員として活躍されている荻原さんにインターンの小野寺がインタビューをしました!

育休からの復帰や子育てとの両立、そして現在担当している業務のことまで、リアルなお話をたくさん伺いました。ぜひご覧ください!

ポップコーンでは一緒に働く仲間を募集しています。興味のある方はお気軽にご応募ください!

目次

そもそも荻原さんってどんな人?

自己紹介をお願いします!

小野寺: まずは自己紹介をお願いします!

荻原: 現在は株式会社ポップコーンでメディアの統括として複数のサイトの管理をしています。

主に占い関連のサイトを中心に、企画や記事制作、キーワード出しなどを行っています。

これまではアパレルや飲食の仕事をしてきましたが、今はWebの世界で幅広く関わらせてもらっています。

小野寺: 今はどんな業務をされているんですか?

荻原: サイト運営に関することを一通り担当しています。

売上目標に合わせて「どんなジャンルを扱うか」「どんな記事を作るか」を考えて、キーワードを出したり記事を制作したり。

以前は1つのサイトを複数人で見ていた時期もあったんですが、今はほぼ1人で全部を見ています。

大変な部分もありますけど、その分やりがいも感じていますね。

私生活や子どもの時のお話を教えてください!


​お子さんと水族館でぱしゃり

小野寺: 子どものころはどんなタイプだったんですか?

荻原: 小さい頃から「やりたいことは自分で決める」タイプでした。

3歳くらいの時には家のことを率先してやっていたし、中学のときはオーストラリアにホームステイにも行きました。

親に相談するというより「もう行くから」という感じで決めてしまって(笑)。

参加費も自分で用意して、準備も全部自分で整えるような子どもでしたね。

小野寺: 行動力がすごいですね!上京してからもその感じは続いたんですか?

荻原: はい。公務員として6年ほど働きながら夜間の専門学校に通ったり、20代では富士山に登って山頂から親に電話をかけて驚かせたり、ホノルルマラソンに参加したり…。

人生最初で最後のフルマラソン!! atホノルル​

とにかく「やりたいことは全部やる」というスタンスで生きてきました。

そういう経験を重ねてきたからこそ、「東京なら仕事はあるし、生きていける」という感覚を持てているんだと思います。

人生最初で最後の富士山登山​!!

そもそもポップコーンで働き始めたきっかけは?

働き始めた経緯ときっかけを教えてください!

小野寺: ポップコーンで働き始めたのはいつ頃ですか?

荻原: 6〜7年前くらいです。

最初はアルバイトとして入りました。

当時はアパレルの仕事をしていたんですが、とにかくお金がなくて…。

家賃を少しでも抑えたいと思ってシェアハウスに住んでいたんですけど、「もうホームレスでもいいや」って思うくらいギリギリの生活でした。

小野寺: そんな状況の中で、きっかけは何だったんですか?

荻原: 高級シェアハウスの、清掃をする代わりに家賃がタダになるアルバイトを見つけたんです。

そこに住んでいたのが大澤さん(代表)で、同じ住人として出会いました。

六本木にある100人くらいが住む大型マンションで、私が入ったのは大澤さんの1週間後くらい。

キッチンにいたときに大澤さんから声をかけてもらったのが最初の出会いでした。

小野寺: そこから今の仕事につながったんですね!

荻原: そうなんです。

当時はアート関連の仕事に誘われて現場に行ったんですが、実際はSEOの会社で。

旧オフィスについていったとき「ほんとに大丈夫かな?」って不安になるくらい怪しいビルでした(笑)。

でも「リモートでもできるよ」と声をかけてもらって、ライティングや検品のような仕事を始めたんです。

当時は8時~11時に清掃バイト、11時~夜にアパレル、夜からは飲食で働こうと考えていたぐらいだったのでちょうど夜に場所を問わず働けるのはいいなあと!

専門学校の友人と自分で作った服を着て青春18切符旅行

はじめての業務と初期のリアルはどんな感じですか?

小野寺: 最初に任された仕事はどんな感じだったんですか?

荻原: ライティングとか記事の検品みたいな、本当に初歩的な作業から始めました。

研修があったわけでもなく、マニュアルも整ってなかったので、「これで大丈夫なのかな…?」って不安でしたね。

小野寺: そこから一度辞めたこともあったんですよね?

荻原: はい。最初の半年くらいで「アパレルに専念しよう」と思って一度辞めたんです。

でもその半年後、大澤さんから連絡をもらって、もう一度戻ることになりました。

ちょうど組織が崩壊して、大澤さんと外注ライターさんだけで回している状態で…。

支払いの仕組みも整ってないし、案件も少なくて「明日食べるお金をどう稼ぐか」みたいなレベルでした。

社員として働いてからの出来事

転機になった出来事について教えてください!

小野寺: そこからバイトとしてではなく社員にとして会社に本格的に関わる転機は何だったんですか?

荻原: はい。大きかったのは、エキサイトという大手企業の占い案件に関わることになったときです。

バイトを続けながら「この先どうしよう」と考えていた時期で、ちょうど声をかけてもらったんです。

「占い案件なら女性のディレクターがいた方がいい」ということで誘ってもらいました。

小野寺: すごいチャンスですね!実際に関わってみてどうでした?

荻原: それまではアルバイト感覚でやっていたんですが、この案件は規模も責任も全然違いました。

「サポートするからやってみよう」と声をかけていただいたのをきっかけに社員として入社しました。

産休・育休と復帰してみてどうですか?

小野寺: 育休から復帰したときはどうでしたか?

荻原: 正直、働けるイメージは全然なかったです。

2年も仕事から離れていたので初心者に戻ったような感覚でしたし、シングルマザーなので子育てと両立できるのかすごく不安でした。

復帰して最初の1か月は「久しぶりの仕事だ!」ってやる気に満ちていましたけど、睡眠不足もあってすぐに体力的なきつさを実感しましたね。

小野寺: 子育てと仕事の両立って、本当に大変ですよね。どう工夫しているんですか?

荻原: 子どもと遊ぶほうが仕事より体力を使うことも多いんです。土日も休めないし…。

だから夜はなるべく働かないように自制して、仕事と育児をきっちり区切るようにしています。

小野寺: 時間管理はどうしていますか?

荻原: 一番大事にしているのは睡眠時間の確保です。

何時間寝るかを先に決めて、そこから逆算して仕事や家事を組み立てています。

子育てがあると予定通りにはいかないことも多いんですが、なるべくリズムを崩さないように心がけています。

現在の業務の中身と難しさについて教えてください!

小野寺: 今は具体的にどんな仕事をされているんですか?

荻原: 主に占いジャンルのサイト運営を担当しています。

売上目標を踏まえて「どのジャンルをやるか」「どんな記事を出すか」を考えて、キーワード出しや記事制作を進めるのが基本的な流れです。

細かい作業も多くて、一発で大きな成果が出るというより、小さな積み重ねで数字を作っていく感じですね。

小野寺: 一人で全部見るのは大変そうですね。

荻原: 正直、かなり大変です。以前は1つのサイトを5人くらいで回していた時期もありましたが、今はほぼ1人で企画から制作、運営まで全部見ています。

「ここまで全部やるのか!」って思う瞬間もあります(笑)

小野寺: 売上づくりで特に難しいところはどこですか?

荻原: 売上は一発でドンと出るわけじゃなく、小さな成果を積み重ねて10万、20万と伸ばしていく形なんです。

その分、細かい作業も多くて大変だなという感じです。

真剣に仕事をしているみかさん​

会社の良さと課題はありますか?

小野寺: ポップコーンで働いていて「ここがいいな」と思うところはどこですか?

荻原: 小規模な会社だからこそ柔軟に働き方を調整できるところですかね。

私は会社で初めて育休を取りましたが、復帰後も働く時間やスタイルを自分に合わせてカスタマイズさせてもらえています。

子どもがいる身としては本当に助かっています。

小野寺: 逆に、リモートワークで大変なこともありますか?

荻原: ありますね。リモートだと人と話さない時間が多いので、孤独を感じることがあります。

子どもとしか話さない日もあって、「かぼちゃおいしいねえ」ってというような会話しかしないので頭おかしくなりそうって思うことも正直あります(笑)

住んでいる地域にもよりますが、私の地域では同じように育児をしながら働く仲間が少ないので、人との接点がほどんどなくて寂しいですね。

小野寺: 会社の仕組み自体は変わってきましたか?

荻原: 以前は「個人事業主の集まり」みたいな雰囲気で、誰かが辞めるとその人しかできない仕事がごっそり抜ける状態でした。

でも最近は研修やマニュアルが整って、誰でも業務を引き継げるようになってきました。

チームとして動ける体制に少しずつ進化してきたと感じています。

ポップコーンはどんな人に向いてる?

小野寺: この仕事に向いているのはどんな人だと思いますか?

荻原: 人生で一度は3回連続で徹夜したことがある人ですかね(笑)

割と行動力があって、アクションできる人。あとは頭だけでなくて手を動かせる人とか。

メディアの仕事って頭を使う場面も多いですけど、それ以上に地道に作業を続ける力が大事なので。

小野寺: 仕事を続けるうえで、「無理」と「頑張る」の線引きはどう考えていますか?

荻原: 無理してでもやらなきゃいけない状態になったら、それは辞めた方がいいと思っています。

頑張るのと無理するのは全然違うので。

もちろん、売上が伸びているときは自然と楽しく頑張れるんですけど、下がってくるとストレスが大きくなるので…。

自分が無理をしているかどうかを冷静に見るようにしています。

小野寺: なるほど。アパレルやものづくりへの気持ちは今もありますか?

荻原: 昔から「パリコレに服を出したい」と思っていましたし、ものづくりや文化に触れる仕事にはずっと憧れがあります。

地元の旅館のように後継者がいなくて途絶えそうな場所を復興させたい気持ちもありますね。

SEOの仕事を続けながらも、「いつかまたものづくりの世界に関わりたい」という思いはずっとあります。

小野寺: 将来的にはどんな生き方をしたいですか?

荻原: あまり「こうでなきゃ」という強い形はないんです。

今までも運や流れに乗って生きてきたので、これからもそのスタイルかなと。

ただ、ストレスを抱えずに楽しく働き続けたいし、自己表現できる場を持ちたいですね。

デッサンを習ったり絵や小説を書いたり…。

そういうことを生活の中に取り入れて、自分らしくバランスをとりながら生きていきたいです。

文化服装学院(夜間)卒業制作で作った服とスカウトしたモデルさんでの撮影

社内の雰囲気について教えてください!

小野寺: 社内の雰囲気ってどんな感じですか?

荻原: すごくフランクですね。

上司だけど先輩みたいな感覚で話せるし、友達のようでもあり、でもやっぱり友達とは違う絶妙な距離感があります。

大澤さんも「ザ・上司」という感じじゃなくてフラットに接してくれるので、緊張感より安心感の方が大きいです。

私自身は長く関わってきたので特にそう感じるのかもしれません。

SEO勉強会で、インターン生に教えるみかさん 

将来のビジョンを教えてください!

お仕事とプライベートの今後の目標は?

荻原: 会社としては、やっぱり収益を安定的に伸ばしていくことが一番の目標ですね。

売上が伸びていると現場の空気も前向きになるし、仕事も楽しくなります。

そのために自分ができることをしっかりやっていきたいです。

小野寺: プライベートではどうですか?

荻原: プライベートではデッサン教室に通ったり、絵や小説を書くなど自己表現にもっと時間を割きたいです。

描いた作品を旅館や空間に飾ってプロデュースするようなことにも挑戦してみたいですね。

仕事と表現の両立をうまくしながら、自分らしい生き方をしていければと思っています。

これから一緒に働く人へメッセージをお願いします!

荻原: 怖がらなくて大丈夫だよ、って伝えたいです。

ポップコーンには教えるのが得意で、面倒見のいい人もいますし、わからないことがあってもフォローしてもらえる環境があります。

小野寺: なるほど。荻原さんご自身はどうですか?

荻原: 私や大澤さんはつい「できるでしょ」とか「書いてあるじゃん」って言っちゃうタイプなんですけど(笑)、それも含めてフランクに受け止めてもらえたらと思います。

肩肘張らずに、まずは一歩踏み出してもらえるとうれしいですね。

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